2011年6月8日水曜日

データの運用、バックアップについて

たまには真面目な事をポストします(^^;

PC、スマートフォン、タブレットPCといつでもどこでも便利にデータを取り扱う事が出来るようになっています。
これを読まれている方もきっとインターネットに接続されている事と思います。
一昔前ではネットに接続する事自体ややこしい設定との戦いでした・・・
それが10年程度で安価に大容量を取り扱えるようになり年々便利に
そして現代の生活とは切っても切れない重要な存在になっていると思います。

今一度、データについてもう少し真剣に考える必要があるのではないでしょうか?
何気なく使っているパソコンや電子機器ので使用されているデータについて
意識される事はあまり無いとは思いますが、それが手元に無いかもしれません
意識させない事がユーザビリティの向上につながり簡単に便利使えて居る事も
否定できませんが、今この瞬間に全て消えてしまったら・・・
考えただけでゾッとされる方もいらっしゃると思います。



過去にパソコンが壊れてデータを失った経験をお持ちの方は結構いらっしゃると思いますが、その経験も少し時間が経つと忘れてしまっていませんか?

お仕事やご自宅でお使いのデータをまず整理する事から始めて必ずバックアップを行う習慣を付ければ近い将来に発生するかもしれないトラブルが発生してもきっと最小限の被害で食い止められると思います。

そこでまずバックアップとは
データを2つ以上の媒体や場所に複製し確実に元に戻せる事です。
外付けHDDやDVDに移動する事では有りません。
必ず2つ以上存在していないと何の意味も有りませんのでご注意を!!

バックアップの作業について
1:大切なデータの所在がどこに有るかを把握する。
2:同じデータが複数点在している場合には出来る限りまとめる。
3:重要ではないデータは実データを保存するのではなくリスト等で把握する
(ダウンロードしたデータ等、再度同じものが入手できるデータ)
4:データの更新の周期、運用状況を把握する
(メールデータと年賀状のデータでは運用頻度が違いますよね?)
5:全体のデータ容量、データの運用状況から最適なバックアップ方法を考える
6:バックアップを実施、実施後は確実に元に戻せる事を確認する必要が有ります。
※トラブルが起こってからバックアップがとれていない事に気づく事が多々有ります。

”最適なバックアップ方法”と一言で言ってもこれが一番難しいです。
長々書いてしまいましたが全ての人に合った絶対コレ!!という方法は残念ながらありません。
ですが、簡単な設定だけであとは意識する事無くOSやその設定、書類全てを自動的にバックアップを行う事がOSレベルで提供されているできるMac OSX(正確には10.5以降)のTimeMachineは一番万人向けに近いと思います。(ブログ等のネット上のデータには残念ながら対応できません)

WindowでもOSを含めてバックアップを行う事は可能ですが、
パソコンが壊れたときにバックアップを行った同一のモデルはきっと
販売されていないでしょう・・・
その時、少なからず設定変更が必要になり、最悪の場合バックアップしても使えないという事も発生します。

MacのTimeMachineだったら絶対に大丈夫という事は有りませんが
大抵の場合、壊れたMacと違うMacに対してもバックアップから復旧する事が可能です。
さらに数日、数ヶ月前の設定を指定して復旧する事も可能です。

大切な書類、大切なご家族の写真は無くなる時は一瞬で突然やってきます。
”最適なバックアップ方法”とはデータの保存場所を把握した上で
バックアップを取る事が面倒にならない事ではないでしょうか。
そして、最後までお読み頂いた方に感謝です。

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