今回の技術は、搭載機器から取り外すなどHDDへの電源供給が絶たれた場合に、データ暗号化のための暗号鍵を自動的に消去するもの。これにより、記録データを無効化(解読不能)する。
この技術では、記録領域を複数に分割して、各領域に「電源オフ時にデータを無効化する」、「電源オフでもデータは無効化せず暗号化状態を保護する」といった設定が可能。これらを領域ごとに組み込んで、高度なセキュリティレベルのニーズにも応えられるという。
従来は搭載機器からHDDへの指示によってデータの無効化が可能だったが、今回の技術で自動化され、HDD盗難に対しても情報漏洩を防止できるようになるとしている。
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